長砂整第1号 立石川 砂防整備工事
工事概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 工事名 | 長砂整第1号 立石川 砂防整備工事 |
| 工事場所 | 木田郡三木町井上 |
| 工事期間 | 2025年3月17日~2025年10月10日 |
| 発注者 | 香川県長尾土木事務所 |
| 施工内容 | 残存型枠設置、溶接、コンクリート打設、ICT施工、周辺環境対策 ほか |
施工写真(Before/After)






工事内容
本工事は、土砂災害の発生リスクが高い渓流において、流木や土砂の流出を抑制し、
下流域の安全性を確保するために実施した 砂防ダム工事 です。
施工には、型枠を撤去せず構造物の一部として利用する 残存型枠工法 を採用しました。
残存型枠は軽量で施工性に優れ、狭隘な渓流部でも効率的に作業が行えるため、
工期短縮・安全性向上・仕上がり精度の安定 に大きく貢献します。
基礎掘削後、残存型枠を設置し、連結部の 溶接・固定 を行い、
構造物としての一体性と耐久性を確保しました。
また、生コン車が直接進入できない区間では、
ラフテレ-ンクレーンを使用したバケット打設 を実施。
安全な吊荷動線を確保しながら、均一で確実なコンクリート充填を行いました。
自然環境に配慮しながら施工を進め、地域の防災力向上に寄与する砂防施設です。
施工のポイント
① 残存型枠工法の採用
型枠解体が不要で、狭い渓流部でも効率的に施工可能。
工期短縮と安全性向上に寄与。
② 溶接・固定による強度確保
型枠同士の連結部を溶接し、構造物としての一体性を確保。
溶接後は外観・強度の確認を徹底。
③ ラフテレーンクレーンによる生コン打設
生コン車が進入できないため、バケット吊りで打設を実施。
安全誘導員を配置し、確実なコンクリート充填を実現。
④ 基礎掘削と安定性の確保
渓床の状況を確認しながら掘削し、過掘り防止と安全管理を徹底。
⑤ 周辺環境への配慮
濁水対策、資材搬入経路の管理、自然環境保全を徹底。
若手社員の活躍
本工事では、若手社員が
- 残存型枠の組立
- 型枠同士の連結部を溶接
- TS測量の補助
など、主要工程に積極的に参加しました。
ベテラン社員の指導のもと、
測量・安全管理・品質確認などの基礎技術を実践的に習得 し、
現場の安全性と作業効率向上に貢献しました。
若手が主体的に動くことで、現場全体の活気が生まれ、
次世代の技術者育成にもつながる現場となりました。
ICT施工の活用
- 着工前点群データ による現況地形の把握
- 起工測量点群計画図 による施工計画の精密化
- TS出来形管理 による型枠位置・高さのリアルタイム確認
- 竣工時TS による出来形の数値証明
ICT施工により、施工精度の向上と作業効率化を実現しました。
施工写真(工程別)
- 残存型枠の設置状況

- 溶接作業


- ラフテレーンクレーンによる生コン打設



- コンクリート充填後の状況



- ICT施工(地上型レーザースキャナー測量)





